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| 横山氏 |
金井氏 |
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photo by KAZI
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海と風…
自然と向きあって楽しむ、時には闘うためのヨット。 週末に自分らしさを取もどしに行くためのヨット。そんなヨットをデザインしたい……という思いである。
本艇はクラブレースを意識しながら幅広い使い方に対応することを考えて設計されている。
基本として、軽快なセーリングを楽しめる艇、強風でも逞しく走りぬく信頼感のある艇、居住性・使い勝手の面でも心地よい空間を確保した仕上がりの良い艇をめざしている。
性能向上、乗りやすさ、レーティング、スタビリティー、空間の広さと使いやすさ、軽さ、強さ、全てにわたって再検討してバランスをとり、新しい物を求めてきた。日本のヨット事情を考慮して、どのようにメリハリを利かせるかが重要なテーマである。
性能設計では金井亮浩氏と共同設計を行い、アメリカズカップ艇の設計で積上げてきたノウハウを一般ヨットの開発に生かした。CFD(コンピューター上の水槽実験)で数え切れないほどのモデルがテストされ、さらにCFDの評価を確認するために1/4模型を作って"水槽実験"も行った。
創りだされた新しい船型は水線幅が広めで浅く、全体的にはスリムな形にまとまり、かなり期待の持てる結果が得られた。更に性能向上のために大阪府立大学の田原祐介助教授のご協力を得て、キール形状、面積などに関しても検討が進められている。
セールプランは135%程度のジェノアを標準としているが、ノンオーバーラップジェノアに対応するプランも用意することにした。
色々なアイデアを科学的な手法で検証して、海の上でどのような結果を出してくれるのか楽しみである。
2005/12/20 設計者 横山一郎・金井亮浩
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